トム・プラッツのすべて【脚トレの神様の経歴やトレーニング、食事を紹介】

選手紹介

今回の記事では、トム・プラッツというボディビルダーについて紹介します。

彼の特徴は、なんといってもその巨大な大腿四頭筋

脚トレの神様とまで称され、引退した現在もなお彼の脚トレを参考にするトレーニーが世界中にあふれています。

ということで、そんなトム・プラッツが一体どんな人物なのか、チェックしていきましょう!

プロフィール

本名:トム・プラッツ
出身:アメリカ合衆国 オクラホマ州 フォート・シル
愛称:The Golden Eagle、The Quad Father、Quadzilla
生年月日:1955年6月26日
身長:172cm
体重:98kg
大腿:78.7cm

経歴

生い立ち

トムはオクラホマ州フォート・シルに生まれます。

元気に育った彼は9歳の時、当時活躍していたボディビルダー、デーブ・ドレイパーの写真をたまたま目にします。

この写真に衝撃を受けたトムはトレーニングやボディビルに興味を持つようになっていきます。

それが僕の人生を変えた瞬間だった。その写真は僕を感動させ、鼓舞し、まるで『ウエイトを持ち上げて鋼の肉体を手に入れろ』と言っているようだった。とにかくすごく感動したんだ。神のお告げを聞く牧師になったような気分だったよ。

と、彼自身が語っています。

11歳になるころには、トムは「Mr. Universe」という大会で優勝することを夢見るようになります。

そんな時に彼はまたしても1枚の写真に出会います。

今度はあのアーノルド・シュワルツェネッガーの写真でした。

シェイカーでプロテインを飲んでいるアーノルドのたくましい腕に魅了され、彼の夢は確固たる目標へと変わっていきました。

トレーニング開始

9歳でトレーニングに興味を持ったトムは、

「僕はトレーニングをするために生まれてきたんだ!」

とまで言って父親を説得し、すぐにベンチプレス、バーベルカールなど基本的なトレーニングをこなし始めました。

後年、歴史上最高の脚を持つボディビルダーとして称賛を浴びることになるトム。

しかしトレーニングを始めたてのこのころは、脚のトレーニングはほとんどしていなかったようです。

というのも、彼には生まれつき背中に持病があり、スクワットなどのトレーニングは骨盤を悪化させる可能性があったからだそうです。

15歳の時に彼はカンザスシティに引っ越します。

そのころには身長172cm、体重74kgにまで成長しており、一目でわかるほど鍛え上げられた身体になっていたと言います。

そして、ある日訪れたジムで会長に才能を見出され、わずか15歳でトレーナーとして雇われることになります(違法です笑)。

脚トレとの出会い

トレーナーとして、トムは17歳まで働きました。

その間、会長やトレーニング仲間からスクワットの仕方や、正しいスクワットのやり方なども教わりました。

それまでは持病のこともあり脚のトレーニングをしていなかった彼ですが、

「正しいやり方を教わったことだしやってみるか」

くらいの軽い気持ちで脚のトレーニングをやり始めました。

のちに「The Quad Father(大腿四頭筋の父)」と呼ばれるほどの脚を手に入れるトムですが、当時の脚トレは40kgで10回3セットという軽いものだったそうです。

もちろんこの程度のトレーニングでは脚は発達しません。

また、当時のトムは脚トレが嫌いで、

「脚トレの日は友達としゃべるためにジムに行っているようなものだった。」

と振り返っています。

そんなこともあり、上半身の発達に比べて下半身があまりにも細かったトム。

高校ではその体型を揶揄し、『チキンレッグ』と呼ばれることもありました。

TOM PLATZ - GIVE IT EVERYTHING YOU'VE GOT - YouTube

脚の覚醒

高校を卒業後、トムはデトロイトへ引っ越します。

そこで入会した「Armento’s Gym」というジムで、トムの脚は覚醒することになります。

「実はArmento’s Gym」にはウエイトリフターのトレーニーが多数在籍していました。

トムに脚トレの才能があることを見抜いた彼らは、トムに脚トレのなんたるかを叩き込んでいきました。

特にトムに目をかけてくれたのは当時有名だったウエイトリフターのNorb Schemanskyで、トムは彼から完璧なスクワットを学びました。

彼らの指導を受けつつ、トムは脚トレを重ねていきます。

そして、チキンレッグと呼ばれていたころからは想像もできないほど発達した脚を手に入れたのです。

その後ロサンゼルスに引っ越して別のジムに入会したトム。

そこで、スクワットラックが誰にも使われずにジムの片隅に追いやられているのを見つけます。

当時のボディビル界では

スクワットをするとウエストが太くなりプロポーションが悪くなる

と考えられていたため、ほとんどのトレーニーがスクワットをしていなかったのです。

そんな中トムは、一人黙々とスクワットに励みます。

ただでさえマイナーなトレーニングだったスクワットで、異常なまでにハードに追い込んでいく彼の姿を見て

「あいつ、頭おかしいんじゃねーの?」

と思った人もいるでしょう。

トムはそんなことは気にしません。

ひたすら脚トレと向き合い、史上最高の脚を手に入れたのでした。

引退後

トムは運動生理学、栄養学、経営学などの修士号を持つというインテリな一面も持っており、引退後はセミナーを開催したり、大学で講義を行ったりして活躍しているようです。

大会成績

トムのボディビルダーとしての成績は以下の通りです。

  • 1987 Detroit Pro 6位
  • 1986 Olympia 11位
  • 1985 Olympia 7位
  • 1984 Olympia 9位
  • 1982 Olympia 6位
  • 1981 Olympia 3位
  • 1980 Olympia 9位
  • 1980 Night Of The Champions 12位
  • 1980 Grand Prix Pennsylvania 10位
  • 1980 World Pro 2位
  • 1979 Olympia 8位
  • 1978 USA World Qualifier 1位
  • 1978 World Amateur Championships 1位


アマチュアの大会での優勝経験はあるものの、意外なことにプロの大会での優勝経験はありません。

しかし、数多くの大会で好成績を残しています。

また、当時のボディビルダーは脚の弱い選手が多かったため、現代にも語り継がれるほど発達した脚を持っていたトムはその点でも脚光を浴びました。

These Throwbacks Prove That Tom Platz Truly is "The Quadfather” | Muscle &  Fitness

トレーニング

では、トム・プラッツの肉体を作り上げたトレーニングについて見ていきましょう。

まずは代名詞でもある脚のトレーニングについて詳しく見ていきます。

トムがスクワットをするうえで気を付けていることは以下の通りです。

①鼻が真下に動くように上体をおろす。
②大腿四頭筋のみを使う。お尻や背筋は一切使わない。
③マシンは使わない。「バランスを崩すかもしれない」という恐怖心が筋トレの効果を上げる
④回数を数えない。限界だと思ったところからさらに5回行う。
⑤集中力を保つため、頭の中で5回で区切って考える
⑥高重量でも低回数で妥協しない。高重量・高回数を目指す。
④余力を全く残さない。倒れても立ち上がって続ける。


また、脚トレの具体的なメニューは以下の通りです。

スクワット 10セット
ハックスクワット 5セット
レッグエクステンション8セット
レッグカール 8セット
カーフレイズ 3セット
マシンカーフレイズ 3セット

見ているだけで吐きそうになるほどハードですね。

スクワットだけで10セットはもはや狂気です。

あの脚を手に入れるには並大抵の努力では足りないことがよくわかります。

では、脚以外のトレーニングについても見ていきましょう。

Was the Tom Platz vs. Fred Hatfield Squat-Off Legit? | Muscle & Fitness

胸・肩(前、中部)

ベンチプレス 5セット
ダンベルベンチプレス12セット
ダンベルフライ 5セット
サイドレイズ 3セット
アップライトロー 6セット
ケーブルサイドレイズ3セット

背中・肩(後部)

懸垂 6セット
ベントオーバーローイング6セット
ケーブルローイング 6セット
ダンベルプルオーバー 4セット
バックプレス 10セット
リアレイズ 4セット

ダンベルカール 6セット
バーベルカール 4セット
ナローベンチプレス 6セット
ケーブルプレスダウン4セット

脚以外の部位もかなりハイボリュームにトレーニングしていたことが分かりますね。

Even Stronger Than They Look: Tom Platz | Muscle & Fitness

食事

栄養学の博士号を持つなど、食事に関する知識も豊富だったトム。

そんな彼の具体的な食事メニューは以下の通りです。

1食目トースト、バター、牛乳
2食目全卵5個、ハンバーガー、トマト、パン2枚
3食目チーズ、ビスケット、牛乳
4食目カッテージチーズと牛肉とナッツのサラダ、パン、バター
5食目アイスクリーム、ナッツ

これらに加えてプロテインでタンパク質を補っていたようです。

Tom Platz - Evolution of Bodybuilding

まとめ

脚トレの神様ともいわれるボディビルダー、トム・プラッツについて紹介してきました!

脚トレはつらくて苦しいわりに地味で、やる気が出ない時も多いと思います。

そんな時はトム・プラッツの脚トレへの情熱を見習って、気持ちを奮い立たせていきたいですね!

以上、『トム・プラッツのすべて【脚トレの神様の経歴やトレーニング、食事を紹介】』でした!

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