絶対王者!フレックス・ルイスのすべて!

選手紹介

今回の記事では、『フレックス』ことジェームズ・ルイスというボディビルダーを紹介します。

体重制限のある「ボディビル212」というカテゴリーでMrオリンピア7連覇を成し遂げ、絶対王者として君臨したフレックス・ルイス。

現在はオープンボディビルへと主戦場を移し、さらなる活躍が期待されています。

そんな彼はいったいどんな人物なのでしょうか?

彼の生い立ちや経歴、トレーニング方法などについてチェックしていきましょう。

プロフィール

本名:ジェームズ・ルイス(James Lewis)
愛称:Flex
出身:イギリス・ウェールズ
生年月日:1983年11月15日
身長:166cm
体重:102-106kg

経歴

生い立ち

ラグビーの町として有名なウェールズに生まれたルイス。

彼も幼いころからラグビーに夢中でした。

小柄ながらも抜群の瞬発力と柔軟性を活かして敵のタックルを交わしていくルイスについたあだ名が『Flex(フレックス)』でした。

トレーニングとの出会い

そんなルイスがトレーニングと出会ったのは12歳の時でした。

かねてから小柄な体格にコンプレックスを抱え、「身体を大きくしたい」と思っていたルイス。

あるときボディビルダー、トム・プラッツの写真を見て、その脚の大きさに衝撃を受けます。

「自分もこんな身体になりたい」

と思ったルイスはトレーニングを始めることを決意。

子供が使うのは危険だからと両親が隠していたプラスチック製のダンベルを探し出し、両親が寝ている間にトレーニングを始めてしまいました。

ちなみに、トム・プラッツは「大腿四頭筋の父」ともいわれている偉大なボディビルダー。

以下の記事で詳しく紹介しています!

ボディビルとの出会い

ルイスは15歳の時、ラグビーの補強のためという目的もありジムに入会します。

それまでのプラスチック製のダンベルとは比べものにならないような設備を使えるようになったルイス。

どんどん成長していく身体を見て、トレーニングが楽しくて仕方なくなってきます。

もともとラグビーのためにジムに入会したルイスですが、次第に興味はボディビルに移っていき、トレーニングは彼の生活の一部になっていきました。

そんな時にルイスは「スティーブ・ネイラー」という地元で有名だったボディビルダーに出会います。

スティーブに才能を見抜かれたルイスは大会に出場することを決意しました。

Phyziques

プロへ

スティーブとともにトレーニングを積み、始めて出場した「EFBB Jr.Mr.Wales」で見事優勝を飾ります。

その語も数々のアマチュア大会に出場し、2003年から2007年までの4年間、出場したすべての大会で優勝するという快挙を達成します。

ルイスの勢いはとどまるところを知らず、2007年の「British Nationals」でオーバーオール優勝を果たしプロカードを獲得。

初めての大会から4年でプロの世界で戦う権利を勝ち取りました。

プロとしての活躍

アマチュア大会で優勝を積み重ねイギリスでの名誉をほしいままにし、ついにプロになったルイス。

その後はMrオリンピアやアーノルド・クラシックなどのより大きな大会での活躍を目指し、アメリカへと移住します。

しかしプロの世界はルイスにとっても一筋縄ではいかず、初のプロ戦では7位という結果に終わってしまいます。

そこであきらめないのだフレックス・ルイスという男。

さらに努力を積み重ねたルイスは「Europa Pro」の202クラスで優勝。

着実にプロのトップでも戦える実力をつけていきます。

2009年にはMrオリンピア202クラスで5位に、2011年には2位にまで上り詰めました。

Flex Lewis Wins 2014 212 Championship [Video] - Guardian Liberty Voice

212絶対王者

徐々にプロの世界でも頭角をあらわしだしたルイス。

2012年、体重制限が従来の202ポンドクラス(約92kg)から212ポンドクラス(約96kg)に引き上げられます。

この年に飛躍したのがルイスでした。

212クラス初のMrオリンピアで優勝したルイスは、その後2018年まで7連覇を達成。

オリンピア以外の大会も含めると28連勝という偉大な記録をたたき出し、簿で気ビル212の絶対王者として君臨し続けました。

現在

ルイスは2018年のオリンピアを212クラスでの最後の大会とし、以降はオープンボディビルクラスに主戦場を移すことを表明しました。

オープンボディビルは212のような体重制限がなく、マスモンスターたちがひしめくクラスです。

新天地へと移った絶対王者の今後の活躍に期待したいですね。

Meet & Greet Flex Lewis at Trojan Fitness Bristol - October 25, 2015 -  Evolution of Bodybuilding

大会成績

2018 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2017 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2016 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2015 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2015 IFBB Pro 212 1st Place 1位
2014 IFBB San Marino Pro 1位
2014 EVL's Prague Pro 212 Bodybuilding 1位
2014 IFBB Korea Grand Prix 212 1位
2014 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2014 IFBB Arnold sports Festival 1位
2013 EVL's Prague Pro 212 Bodybuilding 1位
2013 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2012 EVL's Prague Pro 212 Bodybuilding 1位
2012 British Grand Prix 212 Bodybuilding 1位
2012 Mr Olympia Weekend Men 212 1位
2011 Arnold Classic Europe Mens Bodybuilding 5位
2011 Mr Olympia Weekend Men 202 2位
2011 New York Pro Championships Men's 202 2位
2011 Mr Europe Grand Prix Men's Open 3位
2011 IFBB British Grand Prix Men's 202 1位
2009 IFBB Atlantic City Pro 202 Division 1位
2009 Mr Olympia Weekend Men 202 5位
2008 Europa Pro Overall Division 7位
2008 Europa Pro 202 Division 1位
2008 Tampa Pro Open Division 7位
2007 British Nationals Overall Division 1位
2006 Mr.Wales U90,Overall U90 Division 1位
2006 Mr.Britain U90 Division 1位
2004 Nabba Mr.Universe 1位
2004 EFBB Jr.Mr.Britain 1位
2004 EFBB Jr.Mr.Wales 1位
2004 Nabba Mr.Europe 1位
2004 Nabba Jr.Mr.Britain 1位
2004 Nabba Mr.Wales 1位
2003 EFBB Jr.Mr.Britain 1位
2003 EFBB Novice Mr.Wales 1位
2003 EFBB Jr.Mr.Wales 1位
How Flex Lewis is Planning to Conquer Mr. Olympia

トレーニング

ルイスは基本的には週に6回トレーニングし、1回のトレーニングには1.5~3時間かけています。

トレーニングにおいては

身体を慣れさせないこと

を最重要視しており、

Y3Tトレーニング法

という方法を取り入れています。

これは

9週間を1サイクルと考え、3週間ごとに重量、回数、種目、順番などを入れ替えて刺激を変える

というトレーニング方法。

基本的にセット数は1種目につき3-4セットと固定し、回数は8-10回、12-14回、16-20回と変えていくようです。

では、実際のトレーニングルーティーンとメニュー例を見ていきましょう。

Flex Lewis - YouTube

トレーニングルーティーン

日曜日:肩

  • ダンベルサイドレイズ
  • ダンベルフロントレイズ
  • ベントオーバーリアレイズ
  • ケーブルリアレイズ
  • マシンショルダープレス

月曜日:背中

  • 懸垂
  • ダンベルローイング
  • シーテッドローイング
  • フロントラットプルダウン
  • バックエクステンション

火曜日:上腕二頭筋

  • バーベルカール
  • ハンマーカール
  • オルタネイトカール

水曜日:胸

  • ペックフライ
  • ディップス
  • チェストプレス
  • ダンベルプレス
  • シーテッドマシンプレス
  • ケーブルクロスオーバー

木曜日:ハムストリングス・カーフ

  • シーテッドレッグカール
  • ルーマニアンデッドリフト
  • スティッフレッグドデッドリフト
  • ライイングレッグカール
  • スタンディングカーフレイズ
  • レッグプレスカーフレイズ
  • シーテッドカーフレイズ

金曜日:上腕三頭筋

  • プッシュダウン
  • スカルクラッシャー
  • ケーブルフレンチプレス
  • ナローベンチプレス 

土曜日:オフ

日曜日:脚

  • レッグプレス
  • 45度レッグプレス
  • レッグエクステンション
  • ハックスクワット

月曜日:日曜日のメニューからもう一度繰り返す

Flex Lewis - Wikipedia

ポイント

また、トレーニングでは以下のようなポイントを意識しています。

①定期的のトレーニング内容を変える
②弱点部位は集中的に鍛える
③自分に合ったトレーニングプログラムを作る
④ジャイアントセットを取り入れる
⑤高回数で行う
⑥ユニークで新鮮なトレーニングを行う
⑦トレーニングパートナーをつける
⑧HIT(高強度トレーニング)を週に1回は行う
⑨マインド・マッスル。コネクションを意識する
⑩細かい筋肉も鍛える
Flex Lewis Leaves Olympia Due to Injury

食事

ルイスはほかの多くのボディビルダーと同様、1日の食事を複数回に分けて摂っています。

基本的にオフシーズンでもクリーンな食事を心がけ、野菜、赤身の肉、卵、ナッツ類、アボカドなどは冷蔵庫に常備しているそうです。

炭水化物はオーツ、玄米、さつまいもなどの複合炭水化物かた摂るようにしています。

実際の食事例は以下のような感じ。

1食目全卵2個 卵白10個 全粒粉パン1枚 オートミール110g ヨーグルト80g ミックスビーンズ55g
2食目玄米85g 魚255g ミックスビーンズ55g
3食目さつまいも255g 七面鳥226g ミックスビーンズ55g パイナップル55g
4食目全卵1個 さつまいも255g ステーキ255g ミックスビーンズ55g
5食目玄米170g サーモン255g ミックスビーンズ55g
6食目全粒粉パン1枚 ピーナッツバター小さじ1 カッテージチーズ100g

また、サプリメントは以下のようなものを摂っています。

  • BCAA
  • オメガ3
  • アミノ酸
  • ビタミンB
  • クイックカーボ
  • ファットバーナー
  • プレワークアウト
  • プロテイン(ホエイアイソレート)
Mr Olympia bodybuilder 'Flex' Lewis matches Arnie's record - BBC News

まとめ

ボディビル212の絶対王者、フレックス・ルイスについて紹介してきました!

さすがは王者というべきか、彼のトレーニングへのこだわりからは勉強になることが多そうです!

以上、『絶対王者!フレックス・ルイスのすべて!』でした!

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