筋肉は一生モノ!マッスルメモリーを解説!

雑記

筋トレは継続して行うことが大切

というのは皆さんご存じかと思います。

せっかく頑張って筋肉をつけても、長期間トレーニングをしなければ筋肉は小さくなってしまいます。

では、1度付けた筋肉や行ったトレーニングが全く無駄になるのかというと、これがそうではありません。

筋肉には

マッスルメモリー

という機能が備わっており、一度付けた筋肉は決して無駄にはならないんです。

ということで本記事では、そんなマッスルメモリーについて解説していきます!

マッスルメモリーとは

マッスルメモリーとは

一度しっかりトレーニングして筋肉をつけると、ブランクが空き、一時的に筋肉が小さくなってしまっても、再び筋肉を取り戻しやすい

というもの。

トレーニングをしない期間が長くなると、もちろん筋肉は成長しないどころか、小さくなってしまいます。

しかし、人間の身体は、失った筋肉のことを忘れてしまうことはなく、筋肉がついてたという情報を記憶しているんです。

そのため、

数カ月から数年かけて得た筋肉量が一次的に落ちてしまっても、より短期間で同程度の筋肉を取り戻すことができる

というわけです。

What Is Muscle Memory? – An Informative Guide

マッスルメモリーのメカニズム

筋肉の合成の仕組み

筋肉の合成には、筋繊維の「核」「リボソーム」が大きく関与します。

トレーニングで筋肉を刺激しストレスを与えると、人間の身体はストレスに適応するために筋肉を成長させようとします。

その時、細胞の核に保存されているDNAから、mRNAという物質が写し取られます。

mRNAは、人体のあらゆる情報を持った設計図のようなもので、もちろん筋肉の情報も持っています。

このmRNAはリボソームに運ばれ、mRNAの情報をもとに、リボソーム内で

トレーニングによる刺激
   ↓
mTORというタンパク質の活性化
   ↓
筋合成の活性化
   ↓
筋肉の成長

という流れで筋肉の成長が引き起こされるんです。

トレーニングをやめても核は減らない!

では、マッスルメモリーのメカニズムの本質について迫っていきましょう。

上記で見てきたように、筋肉を成長させるには

筋繊維の情報を持つ「核」の数を増やすこと

が有効になってきます。

筋繊維の周りには、

筋サテライト細胞

という、筋繊維の元となる細胞があります。

筋トレによって筋繊維が刺激されると、それと同時に筋サテライト細胞も刺激され、筋サテライト細胞が筋繊維に融合することで筋肉が大きくなっていくんです。

もちろん筋サテライト細胞にも「核」は存在しているため、トレーニングによって筋肥大することはすなわち

筋繊維の核がふえること

に他ならないんです。

では、トレーニングを長期間休んでしまうとどうなるのか?

筋繊維1本1本は、外部からのストレスに耐える必要がなくなるため、小さく細くなっていきます。

しかし、筋繊維の中にある核の数は減らないんです。

筋肉の情報の元となる核の数を多いままに保てるため、いったんは筋肉を失ってしまっても、再度トレーニングを始めたら同程度の筋肉をすぐに取り戻せるのです。

Is muscle memory real? - BBC Science Focus Magazine

マッスルメモリーはどれくらいで手に入る?

では、マッスルメモリーを得るためにはどれくさい筋トレすればいいのでしょうか?

実のところ、マッスルメモリーを得るための期間は、正確には分かっていません。

ですが、ある程度の筋肉を付る必要があることを考えると、1、2カ月では少し物足りない気もします。

人間の身体は常に代謝活動を行っており、

筋肉・皮膚・内臓

などの細胞は絶えず新しいものに入れ替わっています。

約3~4カ月でほぼすべての細胞が入れ替わると言われており、トレーニングの効果もこのくらいの時期に現れ始めるのが一般的です。

つまり、トレーニングを始めてから筋肉がつき始めるまでには、最低でもだいた3~4カ月かかるわけです。

このことを考えると、マッスルメモリーを得るためには、

最低でも3~4カ月

はトレーニングを続ける必要がありそうです。

Scientists discover the muscle strength genes for the first time • Earth.com

マッスルメモリーはいつまで続く?

マッスルメモリーの恩恵はいつまで続くのでしょうか?

マッスルメモリーの本質は筋細胞の核の数。

基本的に、一度増えた細胞の核が減ることはほとんどありません。

そのため、

一度筋肉を付ければ、生涯にわたってマッスルメモリーの恩恵を受け続けられる

と考えて大丈夫です。

例えば、10代のころにスポーツを行っていた人なら、40代、50代になってからトレーニングを再開しても、10代のころと同程度の筋量を取り戻すことは充分に可能です。

とはいえ、筋肉の付きやすさや遺伝子、生活習慣やトレーニングのレベルなどによって個人差が出てきてしまうのは仕方ありません。

トレーニングを始める年齢が高くなれば、その分筋肉をつける難易度も上がってしまうのが一般的です。

生涯にわたって筋肉と親しんでいくには、なるべく早いうちからのトレーニングを週間にした方が良さそうです。

STRENGTH. - JapaneseClass.jp

マッスルメモリーの例:ケビン・レブローニ

これまでマッスルメモリーのいろはについて紹介してきましたが、

本当に失った筋肉を取り戻せるの?

と疑問に思っている方も多いでしょう。

ということで、マッスルメモリーを体現した例を紹介しておこうと思います。

ケビン・レブローニというボディビルダーをご存じでしょうか?

彼は1990年台からプロとして活躍し、ボディビルの黄金期を築いた世界最高のボディビルダーの一人。

現役時代にはあのロニー・コールマンやジェイ・カトラーとも互角に戦い、Mrオリンピアでは最高2位に入賞することも。

そんな彼の現役時代の身体はこんな感じ。

無冠の帝王!ケビン・レブローニってどんな人? | マッチョもどき京大生の筋トレ日記

2003年に引退した彼は、その後は俳優業に挑戦したし、趣味に没頭したりと、ボディビルからは距離を置いた生活を送ります。

しばらくトレーニングを行っていなかったこともあり、彼の筋肉はみるみるうちにしぼんでいきます。

引退から十数年後には下の画像の右側のような身体になっていました。

ケビンレブローニの現在。復帰についてやトレーニングメニュー、食事内容などのまとめ | マッスルヒストリー

ですが、2016年、その年のMrオリンピアの出場選手一覧にケビンの名前が!

実に引退から13年。

ケビンは当時51歳で、しかもオリンピアまでは約6カ月しか残されていませんでした。

しかしケビンの身体は、かつての筋肉の情報をしっかり覚えていました。

半年のトレーニングを積んだケビン。

全盛期とまではいかないまでも、昔にせまる筋肉を取り戻し、オリンピア本番ではこんな素晴らしい肉体を疲労しました。

ケビンレブローニの現在。復帰についてやトレーニングメニュー、食事内容などのまとめ | マッスルヒストリー

まさにマッスルメモリーの証明ですね。

ケビン・レブローニについて詳しくはこちら!

まとめ

マッスルメモリーのいろはについて紹介してきました。

一度付けた筋肉は一生ものの宝ですね。

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