デキスター・ジャクソンのすべて【ボディビル界の生きる伝説】

選手紹介

20年以上にわたり世界のトップで活躍してきたボディビルダー、デキスター・ジャクソン。

弱点がなく完成度の高い身体で長い間ボディビルファンから愛され、尊敬を受けてきた彼はもう51歳。

生きる伝説とまで言われたボディビル界のレジェンドですが、2020年のMrオリンピアを最後に、現役から引退しました。

ということでこの記事では、世界中から愛され、尊敬されているボディビルダー

デキスター・ジャクソン

の生い立ちや経歴を振り返り、彼のトレーニング方法や食事内容を紹介していきたいと思います。

プロフィール

本名:デキスター・ジャクソン(Dexter Jackson)
愛称:The Blade
出身:アメリカ合衆国フロリダ州ジャクソンビル
生年月日:1969年11月25日
身長:168cm
体重:98-107kg
胸囲:132cm
上腕:50cm

経歴

生い立ち

身体能力が高くスポーツが大好きな少年だったデキスターは、6人兄弟のなかでも一番活発でした。

高校ではアメフト部に入り、40mを4.20秒で走り切る超健脚を活かしてランニングバックとして活躍。

アメフトのほかにも体操、ブレイクダンスなどもおこなっており、空手では黒帯を得ていたというからその実力は確かなもの。

高校を卒業後は大学に進学するつもりだったデキスターですが、彼女が妊娠したことで進学を断念。

家族を養うために料理人として働き出しました

ボディビルとの出会い

恵まれた遺伝子とこれまでのスポーツ経験のおかげで、本格的なトレーニングをしていないにも関わらずかなりいい身体をしていたというデキスター。

友人に勧められて地元のボディビル大会に出ることを決め、ジムに通い始めました。

それからたった3週間後、初めての大会に出場したデキスターはなんといきなり優勝してしまいました。

生きるレジェンド】デキスタージャクソンのトレーニングや食事、現在のまとめ | マッスルヒストリー

プロへ

この優勝をきっかけに自分のボディビルの才能に気づいた20歳のデキスターはボディビルにどんどんのめりこんでいきます。

1992年には「NPC Southern States」で3位に入賞。

その後3年間を肉体改造の期間に充て、1995年の「NPC USA Championships」で見事に優勝。

さらにトレーニングを重ねて迎えた「North American Championships」でオーバーオール優勝を果たし、プロカードを獲得します。

本格的なトレーニングを始めてわずか数年でプロにまでのぼり詰めたのでした。

プロとしての活躍

1998年にプロになり、翌年には「Arnold Classic」でプロデビューを果たします。

デキスターはその後2020年に至るまで出場したほとんどの大会で上位に入賞し、常にボディビル界のトップに君臨し続けています。

そんなデキスターの活躍は数字にも顕著に表れていて、

  • プロ戦で合計29回の優勝
  • 「Arnold Classic」で合計9回の優勝
  • Mrオリンピアに22回出場

などの彼の持つ世界記録はこの先も長い間破られることはないでしょう。

2008年にはあのジェイ・カトラーを破ってMrオリンピアを制覇し、世界の頂点も経験しています。

また、記録だけでなく、

「The Blade(刀のように鋭く美しい身体)」

という愛称を体現したような肉体は、多くのボディビルファンを魅了してきました。

彼の弱点がなく、左右対称で美しい身体は今後も語り継がれていくことだと思います。

Dexter Jackson to Retire After 2020 Mr. Olympia | Muscle & Fitness

引退

20年以上にわたり世界トップで活躍し続けたデキスターはまさに「生きる伝説」

そんな彼の伝説にも、ついに終わりがやってきました。

2020年、自身22回目となるMrオリンピア舞台を最後に現役を引退しました。

51歳という年齢を全く感じさせることなく、最後まで最高にかっこよかったデキスター。

彼は間違いなく歴史上もっとも偉大なボディビルダーの一人です。

大会成績

  • 1992 NPC Southern States, Lightweight 3位
  • 1995 NPC USA Championships, Light-Heavyweight 1位(プロカード取得)
  • 1996 NPC Nationals, Light-Heavyweight 6位
  • 1998 North American Championships 1位
  • 1999 Arnold Classic 7位
  • 1999 Grand Prix England 4位
  • 1999 Night of Champions 3位
  • 1999 Mr. Olympia 9位
  • 1999 World Pro Championships 4位
  • 2000 Arnold Classic 5位
  • 2000 Grand Prix Hungary 2位
  • 2000 Ironman Pro Invitational 3位
  • 2000 Night of Champions 8位
  • 2000 Mr. Olympia 9位
  • 2000 Toronto Pro Invitational 2位
  • 2001 Arnold Classic 5位
  • 2001 Grand Prix Australia 3位
  • 2001 Grand Prix England 4位
  • 2001 Grand Prix Hungary 3位
  • 2001 Night of Champions 2位
  • 2001 Mr. Olympia 8位
  • 2001 Toronto Pro Invitational 2位
  • 2002 Arnold Classic 3位
  • 2002 Grand Prix Australia 2位
  • 2002 Grand Prix Austria 2位
  • 2002 Grand Prix England 1位
  • 2002 Grand Prix Holland 3位
  • 2002 Mr. Olympia 4位
  • 2002 San Francisco Pro Invitational 3位
  • 2002 Show of Strength Pro Championship 6位
  • 2003 Arnold Classic 4位
  • 2003 Maximum Pro Invitational 3位
  • 2003 Mr. Olympia 3位
  • 2003 San Francisco Pro Invitational 3位
  • 2003 Show of Strength Pro Championship 1位
  • 2004 Arnold Classic 3位
  • 2004 Grand Prix Australia 1位
  • 2004 Ironman Pro Invitational 1位
  • 2004 Mr. Olympia 4位
  • 2004 San Francisco Pro Invitational 1位
  • 2005 Arnold Classic 1位
  • 2005 San Francisco Pro Invitational 2位
  • 2006 Arnold Classic 1位
  • 2006 Mr. Olympia 4位
  • 2007 Arnold Classic 2位
  • 2007 IFBB Australian Pro Grand Prix 1位
  • 2007 Mr. Olympia 3位
  • 2008 Arnold Classic 1位
  • 2008 IFBB Australian Pro Grand Prix VIII 1位
  • 2008 IFBB New Zealand Grand Prix 1位
  • 2008 IFBB Russian Grand Prix 1位
  • 2008 Mr. Olympia 1位
  • 2009 Mr. Olympia 3位
  • 2010 Arnold Classic 4位
  • 2010 IFBB Australian Pro Grand Prix 2位
  • 2010 Mr. Olympia 4位
  • 2011 Flex Pro 2位
  • 2011 Mr. Olympia, 6th
  • 2011 FIBO Pro 1位
  • 2011 Pro Masters World Champion 1位
  • 2012 Arnold Classic 5位
  • 2012 Mr. Olympia 4位
  • 2012 IFBB Masters Olympia 1位
  • 2013 Arnold Classic 1位
  • 2013 IFBB Australian Pro Grand Prix 1位
  • 2013 Mr. Olympia, 5th
  • 2013 EVLS Prague Pro, 2nd
  • 2013 Tijuana Pro 1位
  • 2014 Mr. Olympia 5位
  • 2014 Arnold Classic Europe 3位
  • 2014 Dubai Pro 1位
  • 2014 Prague Pro 2位
  • 2015 Arnold Classic 1位
  • 2015 Arnold Classic Australia 1位
  • 2015 Arnold Classic Europe 1位
  • 2015 Mr. Olympia 2位
  • 2015 Prague Pro 1位
  • 2016 New York Pro 1位
  • 2016 Arnold Classic South Africa 1位
  • 2016 Mr. Olympia 3位
  • 2016 Arnold Classic Europe 1位
  • 2016 Prague Pro 3位
  • 2016 Mr. Olympia Europe 1位
  • 2017 Mr. Olympia 4位
  • 2017 Prague Pro 3位
  • 2018 Arnold Classic 2位
  • 2018 IFBB Arnold Classic Australia 3位
  • 2018 Mr. Olympia, 7th
  • 2019 Tampa Pro 1位
  • 2019 Mr. Olympia 4位
  • 2020 Arnold Classic 2位
  • 2019 Mr. Olympia 9位
The Night Dexter Jackson's Career Almost Ended | Muscle & Fitness

トレーニング

デキスターはトレーニングにおいて、

ベンチプレスやスクワットなどのコンパウンド種目をやりこむ

ことを重視しています。

また、コンパウンド種目だけでなく、各トレーニングの後半にはアイソレーション種目を取り入れるとさらに効果的だとも言っています。

では、具体的なトレーニングの内容を見ていきましょう。

1日目:脚(大腿四頭筋)

レッグエクステンション 20-30回4セット
スクワット8-10回4セット
ハックスクワット8-10回4セット
レッグエクステンション 10回3セット

2日目:胸・カーフ

ベンチプレス 8-10回4セット
インクラインダンベルプレス8-10回4セット
ダンベルフライ8-10回4セット
スタンディングカーフレイズ8-10回4セット
シーテッドカーフレイズ10-15回4セット

3日目:背中

ラットプルダウン 8-10回4セット
Tバーロウ8-10回4セット
デッドリフト8-10回4セット
シーテッドケーブルロウ8-10回3セット

4日目:肩・ハムストリングス

ダンベルショルダープレス 8-10回4セット
インクラインサイドレイズ 8-10回3セット
リアレイズ8-10回4セット
シーテッドレッグカール8-10回5セット
ライイングレッグカール8-10回4セット
スティフレッグデッドリフト8-10回4セット

5日目:腕

EZバーカール 8-10回4セット
ハンマーカール8-10回4セット
プリーチャーカール8-10回4セット
トライセプスプッシュダウン 8-10回3セット
ディップス 8-10回3セット
ローププッシュダウン8-10回3セット

6日目:腹筋・有酸素運動

クランチ50回3セット
ニーアップ40回3セット
ケーブルクランチ30回3セット

7日目:オフ

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食事

長年にわたって第一線で活躍してきたデキスターは、もちろん食事にも気を使っています。

タンパク質はステーキやチキンから、炭水化物は白米、玄米、さつまいもなどから、脂質はナッツ類から摂ることが多く、食べるものの質にもこだわっているようです。

では、実際の食事例を見ていきましょう。

1食目ステーキかチキン198g、全卵2個、グリッツ4カップ
2食目チキンかタラ227g、白米2カップ
3食目(トレーニング前)BCAA、グルタミン
4食目チキンかタラ227g、白米2カップ
5食目チキンかタラ227g、白米2カップ
6食目チキン283g、サラダ
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まとめ

ボディビル界の生きる伝説、デキスター・ジャクソンについて紹介してきました。

何十年もの間、トップビルダーとして活躍し続けたデキスター。

もう彼の姿をステージ上で見ることができなくなってしまうのは少し寂しい気もしますが、彼の偉大な経歴やボディビル界への多大な貢献は、今後も色褪せることはありません。

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