伝説のカリスマ!リッチ・ピアーナのすべて!

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など、フィットネス界を中心に広く活躍し、カリスマ的存在として人気を博していたリッチ・ピアーナ。

現役を引退した後は、YouTubeで私生活を公開するなどしてボディビルを世界に広め、フィットネス文化に多大な貢献をしてきました。

また、ステロイドの使用を公表し注意を喚起するなど、熱狂的なファンも多かった一方、時には物議をかもすこともありました。

世界中から注目を集めていたリッチですが、2017年8月25日にこの世を去ってしまいます。

この記事では、そんなリッチ・ピアーナが一体どんな人物でどんな生涯を送ったのか、紹介していきます。

プロフィール

本名:リッチ・ユージン・ピアーナ(Richard Eugene Piana)
出身:アメリカ合衆国カルフォルニア州グレンデール
生年月日:1970年9月26日
没日:2017年8月25日
身長:185cm
体重:124-143kg
上腕:56.7cm

経歴

生い立ち

カリフォルニア州に生まれたリッチ・ピアーナは、イタリア系の父とアルメニア系の母の元に生まれました。

リッチはボディビルダーだった母親の影響もあり、幼いころからボディビルに興味を抱いていました。

9歳のころには母親がトレーニングしているジムに遊びに行くなど、トレーニングに興味津々でした。

ボディビルダーへ

11歳でトレーニングを始めたリッチは4年後には初めての大会に出場。

19歳になるころには「Mr. California」などの大会で優勝を果たすほどの肉体を手に入れていました。

カリフォルニア州のアマチュア大会ではほとんど敵なしだったリッチ。

その後も「Border States Classic XXX」、「NPC Sacramento」で優勝するなど、輝かしい成績を残しました。

Who Was Rich Piana, How Did He Die? His Net Worth, Wife Or Girlfriend »  Celebion

大会成績

1999 USA Bodybuilding & Fitness Championship 7位
2003 Los Angeles Bodybuilding Championships – NPC 1位
2003 USA Bodybuilding Championships – NPC 11位
2003 National Bodybuilding Championship – NPC 16位
2004 National Bodybuilding, Fitness & Figure Championships 6位
2009 Border States Classic XXX 1位
2009 NPC Sacramento 1位
world bodybuilders pictures: american bodybuilder Richard Eugene Piana

引退後

リッチは引退後はビジネスに力を注ぎます。

ボディビルのショー、テレビ、CMなどのメディアに出演し、知名度を上げていきます。

その知名度を活かし、自身が広告塔となって

  • アパレル
  • サプリメント
  • 食品

などさまざまな事業を立ち上げ、次々に成功を収めていきました。

中でも有名なのが『5% Nutririon』というサプリメント会社。

ちなみにブランド名に含まれる「5%」には

夢をかなえたり、理想の自分を思い描いたりしている人は多いが、その目標を達成するために実際に行動している人は5%しかいない

という意味がこめられているそうです。

また、リッチはYouTubeインスタグラムでも人気を博し、自身のステロイドの使用を公表するなど、ボディビル界ではタブーとされている話題も赤裸々に語り注目を集めました。

Bodybuilder Rich Piana dies at 46 - Vanguard News

私生活

私生活においては、リッチは2回結婚しています。

1回目のの結婚はリッチが不祥事をおこしてしまったことが原因で離婚に至りました。

その後シャネルというフィットネスモデルと長年交際しますが、結局破局してしまいます。

さらにその後はアイスランド出身の女性ボディビルダーのサラと結婚します。

このときリッチは45歳、サラは26歳とかなりの年の差カップルでした。

が、2人はすぐに離婚してしまいます。

というもの、実はサラがリッチと結婚したのはアメリカの永住権を得るためだったのです。

あまりにも年が離れていることや、交際さらわずか3カ月での結婚だったということもあり、リッチは周囲の人からは「気を付けた方がいい」とアドバイスをもらっていたようです。

リッチ自身がのちに

「今になって考えてみると、彼女の意図は明らかだった」

と振り返って反省しています。

結局サラとも離婚したリッチは、かつて交際していたシャネルと復縁

2017年にリッチがなくなるまで2人の交際は続きました。

Bodybuilder Rich Piana's Girlfriend Chanel Jansen Reveals Details About His  Collapse and Death | Men's Health

ステロイド

ボディビル界ではステロイドの話題はタブーとされていますが、リッチは自身がステロイドを使用していることを公表していました。

この結果多くのファンができた反面、批判の声も挙がりました。

リッチは18歳の時からステロイドを使用しはじめたそうです。

どうしても大会に勝てなくなってきたことがきっかけでした。

その当時はステロイドに関する情報もほとんどかなかったため、摂取量やサイクルなど考えもせずに使用していたようです。

長年にわたりステロイドの使用し、公表もしていたリッチですが、ステロイド使用を勧めていたわけではありません。

むしろ、自身の経験を踏まえ、

「ステロイドを使うかナチュラルでいるかという選択肢があるなら、ナチュラルを選べ。ステロイドを使う理由なんてない。自分の身体と自分自身を傷つけるだけだ。」

と語っています。

自分の経験を通して薬物利用の危険性胃を理解していたリッチは、今後フィットネスに関わっていく人たちには自分と同じ道を歩んでほしくなかったようです。

Rich Piana Net Worth – How Much Did He Have At The Time Of His Death?

突然の死

2017年8月7日の午後1時30分ごろ、リッチは自宅で、当時交際していたシャネルという彼女に散髪をしてもらっていました。

そのさなか、突然意識を失ったリッチはそのまま倒れこんでしまいました。

すぐに救急車をよんだシャネルは、救急隊員が駆け付けるまでの間、電話の指示に従って心肺蘇生を行いました。

が、懸命の救命活動もむなしく、救急隊員が到着したときにはリッチの心臓は正しく脈を打っていませんでした。

その後なんとか脈拍は戻ったようですが、リッチが目を覚ますことはありませんでした。

2週間ほど昏睡状態が続き、結局8月25日にリッチは息を引き取りました。

死因

リッチの死因については、根本的な原因は分かっていません。

救急隊員が到着した際に自宅から白い粉やストローが見つかったことから、

「コカインなどの薬物を使用していたのが原因ではないか」

という噂が流れましたが、これについては当時交際していたシャネルが否定しています。

発見された白い粉やストローについては

「ジムに行く前に興奮状態を引き起こすためにカフェイン系のパウダーを吸うことがあった」

と語っています。

日本では「コーヒーや緑茶にふくまれるもの」というイメージの強いカフェインですが、海外ではその効果を最大限に引き出すためにサプリメントとして摂取している人も多いようです。

検死解剖の結果

リッチの死後、検死解剖が行われました。

その結果、リッチの心臓と肝は一般的な男性のものよりも明らかに肥大し、重量も2倍以上に膨れ上がっていたということが分かりました。

そのような内臓肥大はステロイドの典型的な副作用です。

シャネルによると

「リッチはステロイドの副作用で内臓が肥大化することは承知していたが、まさかこんな結果になるとは想像してもいなかった」

ということです。

しかし、

  • 検死の際に毒性分析が行われなかった
  • 病院が勝手な判断で検査サンプルが破棄されてしまった

などの理由で真相の判明には至っていません。

Does Rich Piana Have A Wife Or Girlfriend? Here Is Everything To Know

トレーニング

リッチ・ピアーナはトレーニングではパンプ感を重視していたようです。

ほかのボディビルダーにはフリーウエイトのトレーニングを重視する人も多い中リッチはマシンやケーブルを使ったトレーニングを好んでいたようです。

また、1セットは基本的には12回以上でメニューを組んでいたようです。

トレーニング内容は固定せず、その時の身体の調子や気分、パンプの具合によって臨機応変に内容を変えていたようです。

では、リッチの実際のトレーニング内容とルーティーンの例を見ていきましょう。

月曜日:背中

ワンアームダンベルロウ 12回以上4セット
ツーハンドダンベルロウ 12回以上5セット
ワイドグリップラットプルダウン12回以上5セット
Tバーロウ 12回以上4セット
ベントオーバーロウ 12回以上4セット

火曜日:胸

インクラインベンチプレス12回5セット
ベンチプレス 12回5セット
ケーブルフライ 16-20回6セット

水曜日:脚

ライイングレッグカール 12回以上4セット
シングルレッグカール 12回以上4セット
スティフレッグデッドリフト12回5セット
レッグエクステンション 12回以上4セット
レッグプレス 12回4セット
ハックスクワット 12回5セット

木曜日:肩・上腕三頭筋

ダンベルラテラルレイズ 12回以上5セット
マシンショルダープレス 12回以上4セット
リバースフライ 12回以上5セット
マシントレイセプスレイズ 12回以上4-6セット
バーベルフロントトライセプスレイズ12回以上4-6セット

金曜日:腕

シングルアームケーブルカール 12回以上4セット
ダンベルカール 12回以上5セット
リバースフライ 12回以上5セット
インクラインダンベルカール 12回以上4セット
マシントライセプスプッシュダウン 12回以上4セット
オーバーヘッドロープトライセプスエクステンション12回以上4セット
クローズグリップベンチプレス 10-12回4セット

また、有酸素運動については

「体型を保つためには重要」

と考えてはいたものの、ウォーキングなどの典型的な有酸素運動はほとんど行わず、トレーニング間のインターバルを短くして代用していたそうです。

Rich Piana | Fast muscle growth, Bodybuilding, Fun workouts

食事

多くのボディビルダーは

一日の食事を複数回に分け計画的に食事を進めていく

という方法をとっていますが、リッチの食事法は違います。

リッチは1日に何回も食事を摂ることを嫌い、基本的に食事の回数やタイミングは決めずに、

身体が欲しいと感じたものを欲しいと思ったタイミングで食べる

という食生活を送っていたようです。

しかし、何でもかんでも食べるというわけではなく、基本的にはヘルシーな食べものを摂るようにしていたようです。

ただ、ほかのボディビルダーのように徹底的に食事を管理することはなく、中には

  • 1日中チートミールを食べ続ける
  • アイスクリームばかり大量に食べる

なんて日もあったそうです。

FOOD IS THE BEST - RICH PIANA MOTIVATION - YouTube

サプリメント

リッチの動画を見ていると

リアルフード

という言葉が繰り返し出てきます。

このことからも分かりますが、リッチはプロテインやサプリメントよりも自然の食品から栄養を摂ることを重要視していました。

ただ、サプリメント類を一切取らないわけではなく、自社でつくったさつまいもやブルーベリーが主成分のプレワークアウトやBCAAなどを飲んでいたようです。

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名言

フィットネスブームの立役者的な役割を果たし、絶大な影響力をもつインフルエンサーとして人気を誇ったリッチ・ピアーナ。

彼は心に刺さるような名言も数多く残しています。

では、いくつかを紹介していきます。

近道なんてない。デカくなるのは大変だ。やりたくないならお前に筋トレは向いていない。筋トレを愛せばデカくなれる。

最近の選手はステロイドの摂取を安易に考えてしまう。トレーニングとステロイドを行うことが、選手のトレーニングスタイルだと思っている。

この世に『忙しすぎる』とか『出来ない』事なんて存在しない

ハードにトレーニングするもの長く頑張るのも食事を楽しむのも全部、このスポーツのすべてを楽しむんだ。

食う・トレーニング・寝る。それでデカくなるんだ。

Rich Piana Dead: 5 Fast Facts You Need to Know | Heavy.com

まとめ

ボディビルダーとして活躍し、引退後は数々のビジネスで成功を収めたリッチ・ピアーナ。

彼はボディビルという世界を包み隠さず多くの人に伝え、影響を与えてきました。

批判を恐れず、自分の信じた道を自分の信じたやり方で突き進んでいくリッチの生き様はすがすがしく、尊敬の念すら抱きます。

ということで、今は亡き偉大なボディビルダー、リッチ・ピアーナについてでした。

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