イケメン・高身長・さらにマッチョという神に三物を与えられたような男、デビッド・レイドはご存じですか?
特に積極的に大会に出場しているわけでもないのに、フィットネスモデルやインフルエンサーとして今や世界でも大人気の彼は、いったいどんな人物なのでしょうか?
ということで、今回の記事では、デビッド・レイドの生い立ちやトレーニング、食事方法について紹介していきます。

プロフィール
本名:デビッド・レイド(David Laid)
出身:エストニア
生年月日:1998年1月29日
身長:188cm
体重:83.9-88.5cm
経歴
生い立ち
エストニアに生まれたデビッド・レイドは2歳のころ、不慮の事故で父親を亡くすという不運に見舞われます。
その後は母親によって女手一つで育てられます。
父親を失った悲しみに打ちひしがれつつも前を向き、より良い生活を目指そうとした彼と母親は、数年後にアメリカに引っ越します。
しかし、アメリカに移ったのちもデビッドの苦難は続きます。
当時体重が40kg程度しかなくガリガリだった彼はいじめの標的にされてしまったのです。
さらに14歳のとき、脊椎側弯症という病気を発症したレイド。
このころのことは
「自分自身の虚弱さと貧相な見た目のせいで、僕の人生のあらゆる面が台無しになっていた」
と振り返っています。
次第にレイドは、自分に自信がないことが諸悪の根源だと考え、よりポジティブな生活を目指すようになりました。
そして医師のすすめもあり、自分を変えるためにトレーニングを始めていきました。

フィットネスと出会い成長
デビッドは、大きく強い筋肉をつけることで自信を手に入れられると考えるようになります。
「YouTubeでトレーニング動画を見て、食べて、ジムに行って、帰ってきてまたトレーニング動画を見て寝る。ずっとこんな生活を繰り返していた」
と言っています。
努力の甲斐もあり、デビッドは自分に対する自信を取り戻し、身体もどんどん成長していきます。
数カ月には見違えるほどに成長していたレイド。
虚弱さや低い自己肯定感はもはや過去のものになっていました。
現在
トレーニングを始めたころからSNSで身体の変化をシェアしていたレイド。
そこで彼はすぐに有名になり、「トレーニングで人生を変えられる」と、多くの人々に刺激を与えていきます。
現在ではフィットネスモデルやパワーリフターとしての活動に精を出す傍ら、自分と同じ悩みを持っている人の役に立ちたいという思いからYouTubeチャンネルも開設するなどして活躍しています。
また、インスタグラムのフォロワーは145万人を超え、世界的にも人気を博しています。

トレーニング
パワーリフターとしても活躍しているレイドは、リフターらしく、トレーニングではベンチプレス、スクワット、デッドリフトのいわゆるビッグ3を重視しています。
この3種目ではとにかく高重量を扱うことを意識しており、デッドリフトでは300kgを超えるような重さを扱っています。
また、トレーニングは週に6回行い、目標を達成するため、1回のトレーニングに6時間以上かけることもあるといいます。
では、実際のトレーニングメニューをチェックしていきましょう。
肩
- バーベルショルダープレス
- ショルダーシュラッグ
- リアレイズ
- ダンベルショルダーブレス
- マシンサイドレイズ
胸
- ベンチプレス
- デクラインベンチプレス
- フロアプレス
- マシンチェストプレス
- ダンベルバタフライ
- ケーブルフライ
- ケーブルクロスオーバー
背中
- デッドリフト
- フロントネックプルダウン
- ベントオーバーローイング
- ワンハンドロウ
- シーテッドロウ
脚
- スクワット
- レッグプレス
- レッグカール
- レッグエクステンション
- フロントスクワット

食事
もともとやせ型で食欲があまりなかったというレイド。
筋肉を維持するために意識的に多くのカロリーを摂取しているそうです。
具体的な食事メニュー例は以下の通りです。
1食目 | たまご、野菜、プロテイン |
2食目 | 豚肉のチャーハン、ミックスジュース、ニンジン |
3食目 | 牛ステーキ、バターライス、ニンジン、プロテイン |
4食目 | 米、さつまいも、牛肉、ニンジン、クランベリージュース、プロテイン |
5食目 | フレンチトースト、スクランブルエッグ、クランベリー、ブルーベリー、ぶどう、 オートミール、プロテイン |
6食目 | 米、鮭、サラダ、バナナ、オレンジ、ラズベリー、キウイ、プロテイン |
また、トレーニングを始めたころは多くのサプリメントを摂っていたようですが、現在は
- ホエイプロテイン
- クレアチン
- プレワークアウト
- マルチビタミン
のみと、シンプルなものだけを使っているようです。
プロテインはOptimum NutritionやSyntha6のもの、プレワークアウトはE.S.Pのものがおすすめだそうです。
また、プレワークアウトについては非常にこだわりが強く、Euphoriaというプレワークアウトの開発に携わったりもしています。

まとめ
以上、デビッド・レイドについて紹介してきました。
いじめられっ子から一転、フィットネス界のスーパースターにまで上り詰めたレイド。
まだまだ若く、これからの彼の活躍からも目が離せません。
