【筋トレ】アミノ酸のすべて!種類や特徴を解説!

食事

「タンパク質は筋肉の材料になる栄養素だから、筋トレに超重要」

ということはみなさんご存じかと思います。

でも、

  • そもそもタンパク質とはいったいどんな物質なのか?
  • たんぱく質を構成している分子にはいったいどんな特徴があるのか?

ということは、知らない人も多いと思います。

じつは、タンパク質は、アミノ酸という分子がいくつもつながってできている物質。

なので、タンパク質のことを知ることとはすなわち、タンパク質を構成しているアミノ酸を知ることに他ならないわけです。

ということでこの記事では

  • アミノ酸って何者?
  • アミノ酸にはどんな種類があるの?
  • 各アミノ酸の特徴や働きは?

など、タンパク質を構成する重要な分子「アミノ酸」について解説していきます!

アミノ酸って?

「アミノ酸という名前は聞いたことがあるけど、どんなものなのかはよくわからない」

というかたは多いのではないでしょうか。

ひとことで言うとアミノ酸とは

「タンパク質を構成している材料の総称」

といった感じ。

一般的に、成人した人間の体は

  • 体重の約60~70%が水分
  • 約20%がタンパク質
  • 残りのわずかな分が他の栄養素

でできているとされています。

タンパク質といえば筋肉というイメージが強いですが、タンパク質は筋肉だけを作っているわけではありません。

内臓や皮膚、体毛、爪、さらには人体中でさまざまなはたらきをするホルモンまで、タンパク質でできています。

水分以外のほどんどはタンパク質でできているわけですね。

そのタンパク質をつくる材料がアミノ酸。

つまり、つきつめて考えれば、

人間の身体はだいたいアミノ酸でできている

というわけです。

Are you eating too much protein? Here's how to tell… | Fit&Well

タンパク質とアミノ酸の構成

アミノ酸はタンパク質を構成する最小単位となる分子です。

その分子ひとつひとつは、炭素、水素、酸素、窒素などでできています。

では、アミノ酸はどのようにタンパク質となっているのでしょうか?

人間の身体には約3万種類のタンパク質が存在すると言われています。

なんと、そのすべてのタンパク質が、たった20種類のアミノ酸から構成されているんです。

「たった20種類のアミノ酸からどうやって3万種類ものタンパク質をつくるの?」

と思いますよね?

タンパク質の最小単位であるアミノ酸は、体内では単体で存在しているけではありません。

アミノ酸は約2~100個で集まってペプチドと呼ばれる分子を構成し、さらにペプチドがいくつか結合することでタンパク質となっているのです。

この結合の組み合わせが膨大にあるため、たった20種類のアミノ酸で3万種のタンパク質を構成することが可能になっているんです。

まさに人体の神秘ですね。

Your Healthy Eating Plan: Why Protein Matters - Ó Crualaoí Butchers and  Delicatessen.

アミノ酸の種類

自然界には約500種類ものアミノ酸が存在すると言われています。

しかし、人体に必要なタンパク質は、たった20種類のアミノ酸で構成されていますす。

その20種類のアミノ酸は、

  • 体内で充分な量を合成できないため、食事から摂取する必要のある『必須アミノ酸』
  • 体内で合成することが可能な『非必須アミノ酸』

に分類することができます。

では、具体的なアミノ酸とその役割について見ていきましょう!

必須アミノ酸

体内で充分な量を合成できないため食事から補う必要があるアミノ酸のことを『必須アミノ酸』といいます

必須アミノ酸は全部で9種類あり、それぞれが体内で重要な役割を果たします。

まとめると、以下のような感じ。

バリン筋肉の成長や血液中・窒素濃度の調整
ロイシンタンパク質の合成・筋肉の成長や維持・肝機能の向上
イソロイシン肝機能の向上
メチオニン肝機能の向上・アレルギー反応の抑制
リジン抗体、ホルモン、酵素などの材料・骨などの修復
フェニルアラニン神経伝達物質(ドーパミンやノルアドレナリン)の材料
トリプトファン神経伝達物質(セロトニン)の材料・睡眠の質の向上
スレオニン(トレオニン)人体の成長を促進・肝臓への脂肪蓄積を抑制
ヒスチジン神経伝達物質(ヒスタミン)の材料

ちなみに、筋トレに効果の高いサプリメントとして有名なEAA(Essential Amino Acid)とは、日本語にすると「必須アミノ酸」そものののこと。

この必須アミノ酸の中でも特に筋肉との関係が深い3種類(バリン・ロイシン・イソロイシン)がBCAA(Branched Chain Amino Acid、分岐鎖アミノ酸)と呼ばれています。

EAAやBCAAについて詳しくはこちら!

非必須アミノ酸

体内で合成されるため基本的に食事から補う必要のないアミノ酸のことを『非必須アミノ酸』といいます。

非必須アミノ酸には11種のアミノ酸が含まれます。

『非必須』という名前ではありますが、人体にとって必要ない、というわけでは全くありません。

むしろ、体内で非常に重要な役割を果たす、欠かすことのできないものです。

また、非必須アミノ酸のなかでも

  • グルタミン
  • アルギニン

などは大量に消費されることが多く、積極的に食事から補う必要が出てくる場合もあります。

これらは『準必須アミノ酸』と呼ばれたりします。

体内で果たす役割は以下のような感じ。

アルギニン成長ホルモンの分泌・脂肪燃焼を促進
グリシンコラーゲンを構成・睡眠の質の向上
アラニングルコースの生成・肝機能の維持
セリン肌のうるおいを維持・脳の神経細胞を構成
チロシン代謝を促進・ドーパミンやアドレナリンの材料・メラニンの材料
システイン毛髪や体毛、爪の材料・シミの抑制
アスパラギンアンモニアの排出・疲労回復
グルタミン胃腸のエネルギー源・筋肉の疲労回復
プロリンコラーゲンの合成に作用
アスパラギン酸乳酸の分解を促進・うまみ成分のもと
グルタミン酸脳の働きを活性化・うまみ成分のもと

各種細胞形成や代謝の制御、ホルモンの分泌など、人間が生きていくうえで非常に大切な役割を果たしていることが一目瞭然ですね。

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まとめ

タンパク質の基礎となる物質、アミノ酸について解説してきました!

たった20種のアミノ酸で3万種のタンパク質ができているのは驚きで、人体の奥深さを感じますね。

人間が生きていくうえで大切なのはもちろんのこと、アミノ酸を知ればタンパク質への理解が深まり、タンパク質を知れば筋トレやボディメイクにも活かせるはず。

以上、『【筋トレ】アミノ酸のすべて!種類や特徴を解説!』でした!

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