ローガン・フランクリンという選手をご存じでしょうか?
もともとはメンズフィジークの選手だったのですが、クラシックフィジークに移行してからというものその才能が開花。
今大注目の選手の一人です。
ということで、この記事では、ローガン・フランクリンの経歴やトレーニングについて紹介していきます。

プロフィール
本名:ローガン・フランクリン(Logan Franklin)
出身:アメリカ合衆国テキサス州
生年月日:1991年
身長:180cm
体重:83.9-88.5kg
経歴
生い立ち
カウボーイの町、テキサスで生まれ育ったローガン・フランクリンは幼いころから活発な子供でした。
高校生のころは少し小柄だったそうですが、アメフト、バスケ、モトクロスレーシングなどに熱中し、スポーツずくしの青春を送りました。
ある日のアメフトの練習で初めてベンチプレスを行ったフランクリンは、チームの誰もが自分より重い重量を上げていることにショックを受けます。
それがきっかけでトレーニングに興味をもったフランクリン。
14歳のころには父親に頼み込んでホームジムまで作ってしまいました。
アメリカ軍へ
トレーニングを重ねていったフランクリンの身体は少しずつではあるものの着実に成長していきます。
高校を卒業後はアメリカ軍に入隊したフランクリンは、アフガニスタンで13カ月、韓国の部隊で4年間、軍人としての職務を全うします。
2014年6月14日、5年の職務を終えたフランクリンは新たな目標を胸に帰ってきます。
軍隊の厳しい環境で生活したことでトレーニングに対するモチベーションが上がった彼は、プロのボディビルダーになるという目標にむけて進み始めました。

プロへ
帰還からわずか4カ月後、フランクリンは「Formulation 1 Classic」という大会で優勝を果たします。
そのまた4日後に開催された「Nationals」でも優勝し、あっという間にプロカードを手に入れました。
2016年にはMrオリンピアに出場を果たすなど、プロとしても活躍し始めます。
クラシックフィジークへ
2018年まではメンズフィジーク部門で活躍し、「Arnold Classic」では最高4位に、「Mr Olympia」では最高7位に入賞するなどの活躍を見せたフランクリンですが、なかなか優勝には届きません。
そこで彼は主戦場をメンスフィジークからクラシックフィジークへと移します。
クラシックフィジーク移行後初の大会である「Tanpa Pro」でいきなり3位という好成績を残し、今後の活躍が期待されています。

大会成績
2016 New York Pro 4位
2016 Mr Olympia 9位
2017 New York Pro 6位
2017 Mr Olympia 7位
2018 Arnold Classic Ohio 4位
2018 Mr Olympia 11位
2019 Arnold Classic Ohio 4位
2019 Tanpa Pro 3位
2020 New York Pro 1位
2020 Mr Olympia 9位

トレーニング
フランクリンはトレーニングにおいて、「鍛えている筋肉をしっかり意識する」ということを大切にしています。
回数は10-20回と少し多めにすると身体の反応がいいそうです。
また、ウエイトトレーニングだけでなく、ジムまでの3~5kmくらいの道のりをランニングしたりもするそうです。
ちなみに、彼の一番好きなトレーニングはスクワットです。
では、実際のメニュー例を見ていきましょう。
月曜日:胸・上腕二頭筋
スミスインクラインプレス | 10-15回4セット |
インクラインダンベルフライ | 12-15回3セット |
ベンチプレス | 12-15回3セット |
ディップス | 12-15回2セット |
ケーブルクロスオーバー | 12-15回2セット |
ストレートバーベルカール | 12-20回4セット |
コンセントレーションカール | 12-20回4セット |
マシンEZバーカール | 12-15回3セット |
火曜日:脚・肩中部
レッグエクステンション | 20-30回4セット |
スクワット | 15-20回3セット |
バーベルウォーキングランジ | 150歩3セット |
ライイングレッグカール | 12-20回5セット |
シーテッドダンベルラテラルレイス | 12-20回5セット |
ダンベルアップライトロウ | 12-15回3セット |
ケーブルラテラルレイズ | 12-15回3セット |
水曜日:背中・上腕三頭筋
プルアップ | 15回3セット |
Tバーロウ | 10-15回4セット |
トップサイドデッドリフト | 8-12回3セット |
バーベルロウ | 10-15回4セット |
シーテッドケーブルロウ | 15回3セット |
トライアングルバープレスダウン | 12-20回4セット |
クローズグリップベンチプレス | 10-15回4セット |
オーバーヘッドダンベルエクステンション | 12-15回4セット |
ダンベルキックバック | 15回3セット |
ローププッシュダウン | 15回3セット |
木曜日:オフ
金曜日:肩
バーベルシュラッグ | 10-15回4セット |
ダンベルシュラッグ | 12-15回3セット |
シーテッドダンベルラテラルレイズ | 12-15回5セット |
ミリタリープレス | 12回4セット |
リバースダンベルフライ | 12-15回4セット |
ダンベルアップライトロウ | 12-15回4セット |
土曜日:脚
スティフレッグデッドリフト | 15-20回4セット |
シーテッドレッグカール | 15回3セット |
バーベルウォーキングランジ | 150歩3セット |
アブダクション | 40回3セット |
日曜日:有酸素運動

食事
フランクリンは、ボディビルにおいてはバランスが最も重要で、筋量だけを追い求めるのは理想に反すると考えているようです。
そのため増量期はほとんど設けず、一年を通してクリーンな食事を継続しているそうです。
実際の食事メニューの例は以下の通りです。
1食目 | 卵白8個、ヨーグルト、小麦クリーム大さじ4杯 |
2食目 | チキン198g、白米198g |
3食目 | ホエイプロテイン、ブランパン2枚 |
4食目 | チキン198gまたは牛ひき肉227g、アスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草、 グリーンビーンズ、ポテト170g |
5食目 | 卵白5個、カゼインプロテイン、オートミール |
また、サプリメントは
- ホエイプロテイン
- カゼインプロテイン
- プレワークアウト
のみを摂っているようです。

まとめ
ローガン・フランクリンの経歴やトレーニング内容、食事について見てきました。
もともと才能あふれる選手でしたが、クラシックフィジークに移行してさらに輝きを増したフランクリン。
今後の活躍からも目が離せません!
以上、『クラシックフィジークで才能開花!?ローガン・フランクリンってどんな人?』でした!
