ショーン・クラリダのすべて【世界を制したジャイアントキラー】

選手紹介

新型コロナウイルスの影響で延期され、12月17日から開催されてた2020Mrオリンピア。

数多くのカテゴリーで世界の頂点をかけた戦いが繰り広げられました。

そんな今年のオリンピア、男子のカテゴリーで最初に行われたのはボディビル212クラス。

日本人のレジェンド、山岸秀匡選手が出場することもあり、日本での注目度も高かったこのクラスで新チャンピオンが誕生しました。

その名もショーン・クラリダ

慎重157.5cmとボディビルダーとしてかなり小柄であることをものともせず、長年にわたって自分より大きな選手たちと互角以上の闘いを繰り広げてきたショーン。

そんな彼についた異名は「ジャイアントキラー」

小さな巨人は2020年、ついに世界の頂点に上り詰めました。

ということで本記事では、ショーン・クラリダとはいったいどんな人なのか、その経歴やトレーニング方法、食事に至るまでを紹介していきたいと思います!

プロフィール

本名:ショーン・クラリダ(Shaun Clarida)
愛称:The Giant Killer
出身:アメリカ合衆国ニュージャージー州
生年月日:1982年9月5日(38歳)
身長:157.5cm
体重:79.4-83.9kg
上腕:45.7cm

経歴

生い立ち

アメリカ・ニュージャージー州に生まれたショーン・クラリダは幼少期からとても活発で、レスリング、体操、バスケ、野球などいろんなスポーツに挑戦していきました。

しかし当時からかなり小柄だったショーン。

体格のせいでからかわれたり、いじめを受けたりしたこともあり、

「そんな体格じゃスポーツで成功なんてできるわけない」

と言われることもあったそうです。

ですがショーンはそんな言葉には負けません

高校に入学すると本格的にレスリングに取り組むようになり、その補強としてパワー向上のため、ジムでのトレーニングも開始しました。

とはいえ当時のショーンにはトレーニングの知識は全くなく、思ったように筋肉を付けることはできなかったそうです。

IFBB Pro Shaun Clarida Joins Team NutraBio

ボディビルとの出会い

大学でも筋トレを続けてはいたものの、なかなか成果が出ず、根本的にトレーニング方法を変えようかと悩んでいたショーン。

そんな時にショーンは地元のボディビルダーと親しくなり、彼の指導のもとトレーニングを積んでいきました。

その結果ショーンの筋肉はみるみるうちに成長。

もともとはレスリングの補強として始めたはずの筋トレはいつしかショーンが最も情熱を注ぐ場になり、彼は次第にボディビルという競技にも興味を持ち始めました

プロのボディビルダーへ

2005年に「NPC Mid-Atlantic Natural Classic」で大会デビューを果たしたショーン。

始めての大会だったにも関わらず3位という好成績を収め、彼の

プロのボディビルダーになる

という気持ちはさらに強くなります。

その後も「Natural Empire States Championships」での優勝など、着実に力を付けていきます。

身長160cmにも満たない小柄な身体で自分より大きな選手をバッタバッタと倒していくショーンは、いつしか

ジャイアントキラー

という異名で親しまれるようになっていきました。

そしてついに2012年、「National Bodybuilding Championships」で優勝したショーンは見事IFBBプロカードを獲得しました。

Shaun Clarida | Profile | Bio | Stats

プロとしての活躍

念願のプロになったショーン。

ボディビル212

という、体重制限のあるボディビルクラスを主戦場とし、トップ選手として活躍していきました。

始めてのMrオリンピアでは16位という悔しさの残る結果だったものの、その後はめきめきと頭角をあらわします。

「Europa Pro」、「New York Pro」などでは優勝も経験するなど「ジャイアントキラー」の異名に恥じない活躍。

2018年に開催された「Japan Pro」で2位に入賞したこともあり、日本での人気・知名度も非常に高い選手です。

Mrオリンピア制覇

そして2020のMrオリンピア。

  • 前回王者のカマル・エルガルニ
  • 若く勢いのあるデレク・ランスフォード
  • クラシックフィジークからクラスを上げてきたジョージ・ピーターソン

など、非常にレベルが高く激戦必須の2020年大会で、ショーンはついにオリンピア優勝を成し遂げました!

大会成績

2020 Olympia 212 1位
2019 Olympia 212 3位
2018 Japan Pro Men's 212 2位
2018 Legion Sports Fest Pro Men's 212 1位
2018 Asian Grand Prix Pro 212 5位
2018 Olympia 212 7位
2018 New York Pro 212 1位
2017 Kuwait Pro 212 3位
2017 Olympia 212 9位
2017 Europa Pro 212 1位
2017 New York Pro 212 2位
2016 Olympia 212 13位
2016 Puerto Rico Pro 212 2位
2016 New York Pro 212 3位
2015 Olympia 212 16位
2015 Toronto Pro 212 2位
2015 New York Pro 212 7位
2014 Toronto Pro 212 12位
2014 New York Pro 212 13位
2012 National Bodybuilding Championships 1位(プロカード取得)
Shaun Clarida looking absolutely Father forgive their sins'd : bodybuilding

トレーニング

ここからはショーンのトレーニングについて見ていきましょう!

ショーンは

ボディビルは自分にとって単なる趣味ではなくスポーツだ。ボディビルこそが仕事であり、自分が生きるべき道なんだ。

と語っており、増量期・減量期に関わらず、1年間を通してハードなトレーニングをするよう心がけています。

基本的に1回のトレーニングは2~3.5時間。

各部位に対して6~8種目を、それぞで4~5回行うのがベースだそうです。

レップ数は6~20回を目的に応じて使い分け、減量期にはスーパーセットも取り入れてさらに強度を上げるそうです。

ショーンが実際に行っているトレーニング種目は以下のような感じです。

  • ケーブルカール
  • プリーチャーカール
  • ダンベルカール
  • ハンマーカール
  • ケーブルトライセプスエクステンション
  • ワンアームケーブルトライセプスエクステンション
  • スカルクラッシャー

  • ベンチプレス
  • インクラインベンチプレス
  • ダンベルフライ
  • ケーブルクロスオーバー
  • デクラインベンチプレス
  • ディップス

  • レッグエクステンション
  • スクワット
  • レッグプレス
  • バーベルランジ
  • ハックスクワット
  • シーテッドレッグカール
  • ライイングレッグカール
  • スティフレッグデッドリフト

  • ミリタリープレス
  • ラテラルレイズ
  • フロントレイズ
  • アップライトロウ
  • リアデルトレイズ
  • シュラッグ

背中

  • プルアップ
  • バーベルロウ
  • ラットプルダウン
  • ダンベルロウ
  • シーテッドケーブルロウ
  • ハイパーエクステンション
  • デッドリフト


ちなみに、好きなトレーニングの部位は腕で、好きなトレーニングを3つ選ぶとしたら

  • バーベルロウ
  • ミリタリープレス
  • バーベルカール

だそうです。

Shaun Clarida Journey To Olympia 2020: Episode 1 “Blood, Sweat, & Brining  Home The Title

食事・サプリメント

ショーンの減量期の食事は以下のような感じです。

1食目オーツ、卵白
2食目チキンか魚、さつまいもか米、野菜
3食目チキンか魚、さつまいもか米、野菜
4食目チキンか魚、さつまいもか米、野菜
5食目チキンか魚、野菜
間食ピーナッツバター、ナッツ、ライスケーキ

ちなみに、好きな食べものは牛肉とさつまいも、たまのチートミールにはピザやチーズバーガー、ミントチョコレートアイスなどを食べることもあるそうです。

また、サプリメントは、オンシーズン、オフシーズンに関わらず

  • プロテイン
  • BCAA
  • グルタミン
  • クレアチン

を摂っているようです。

Shaun Clarida Archives | BarBend

まとめ

2020年のMrオリンピア212クラス王者、ショーン・クラリダについて紹介してきました。

小柄な身体をものともせずに戦う彼の姿は、まさにジャイアントキラー

新たなチャンピオンの今後の活躍にも期待してきたいですね。

以上、『ショーン・クラリダのすべて【世界を制したジャイアントキラー】』でした!

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