ボディメイクが一般的にも浸透しつつある現在、ちまたには多くのダイエット法があふれています。
そんな数あるダイエットテクニックのうり、僕が個人的に最強だと思っているのが
ミールプレップ
というもの。
ミールプレップというアプローチを使いこなせば、無理なく楽しくダイエットを行うことが可能です。
ということで今回の記事では、
- ミールプレップとはいったいなんなのか?
- ミールプレップはなぜダイエットに最適なのか?
- ミールプレップのやり方は?
など、減量やダイエットとミールプレップの関係について解説していきます!

ミールプレップとは?
ミールプレップは
meal(食べ物)+preparation(準備)
でできた単語。
日本語に直すと、「作り置きのようなもの」です。
とはいえ単なる作り置きとは違い
1食や2食分ではなく、1日・1週間分など、大量に食事を作って冷凍保存しておき、食べるときに温めて食べる
というのが特徴。
難しそうなカタカナ語を見ると身構えてしまいがちですが、要するに
あらかじめたくさん作っておいて、あとで温めて食べる
というだけですね。
このミールプレップはフィットネス大国アメリカで生まれた食事管理法で、注目され出したのは最近ではありますが、ボディビルダーなどの間ではかなり古くから愛用されてきたテクニックです。

ミールプレップのメリット
減量やダイエットへのアプローチとして、僕個人的にはミールプレップほど優秀で扱いやすいものはないと思っています。
その理由は、以下の4つ。
- カロリーやマクロ栄養素の管理が楽
- 手間が減る
- 節約になる
- 余計な苦労が減る
では、ひとつずつ解説していきます。
カロリーやマクロ栄養素の管理が楽
言わずもがな減量やダイエットに必須になってくるのが、摂取カロリーとマクロ栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)の管理。
これらをなるべく正確に計算、管理することはダイエットの基本中の基本ですが、実際にやってみるとこれが意外と難しく、めんどくさい。
毎回カロリーや栄養素を計算しながら料理するのはかなりの負担になりますし、めんどくさくて仕方ありません。
また、外食などを行うと、そもそもカロリーや成分が記載されていないことも。
普通の食生活では、ダイエットの基本たるカロリー・マクロ栄養素の管理が難しいのです。
しかしミールプレップなら、このめんどくさい作業が格段に簡単になります。
というのも、ミールプレップならあらかじめ分量を計算して作っておけば、あとは決まった量を食べるだけでOK。
めんどくさい計算を行わなくても勝手にカロリー管理ができるわけです。
手間が減る
減量やダイエットにおいて
1回の食事の量を減らして食事回数を増やす
という戦略は一般的。
この戦略を実現するには、1日に5食も6食も食べるのは普通です。
が、こうなってくると、当然のことながら食事の準備に時間がかかります。
毎食つくるのは時間も手間もかかってめんどくさく、洗い物などもの手間もかかります。
ダイエットは継続することが大切。
継続するうえではめんどくさいのは大敵、手間がかかってしまうと続けるとこも難しくなってしまいます。
その点ミールプレップでは、一度大量に作ってしまえばあとは温めるだけなので、まったく手間をかけずに食事することができます。
めんどくささを除いてダイエットを簡略化するという観点からもミールプレップは最適なわけです。
特に減量中などは、厳しい食事制限が必要で、ご飯のことを考えているだけでつらくなってくることも。
料理などで食べ物に関わっている時間が長いとそれだけつらい時間も長くなってしまうので、手間をかけずに食事できるミールプレップはおすすめです。

節約になる
筋トレやダイエット、減量には、意外とお金がかかります。
ジム代だけでも月に数千円。
サプリメントやトレーニングウェア、サポート器具にもお金がかかります。
さらに減量中に外食をしようとすると、なるべくヘルシーで脂質や糖質の少ないものを選ぶ必要があるのでコストがかさみがち。
しかしミールプレップなら、基本的に自炊することになるので食費は大幅に減らせます。
家に帰ったら食べるものがあるので、仕事や学校帰りに無駄な買い食いや外食をする機会が減り、日々の細かい出費を抑えるのが簡単になります。
また、一気に大量に作ってしまうので無駄な食材を買って余らせてしまうことも減り、料理の回数が減るので電気代やガス代の節約にもなります。
余計な苦労が減る
当然のことながら、減量やダイエットはつらいです。
基本的にはアンダーカロリーでエネルギー不足の状態が続くため、あらゆることをなるべく簡単に済ませたくなります。
そんな中で
毎日カロリーや栄養素に気を使って食事を作る
というのはかなりのストレス。
めんどくさいことを無理して続けるといずれ挫折してしまうので
できる限り作業を簡略化する
ということはとても大切です。
その点ミールプレップは、一度作ってしまえばあとは決められた量を食べるだけ。
要は、思考停止した状態でも減量が進むわけです。
めんどくささを極限まで減らして余計な苦労やストレスをなくせるのは、ミールプレップの大きなメリットです。

ミールプレップのデメリット
とはいえ、ミールプレップといえども完全無欠ではありません。
知っておくべき弱点としては
- 飽きやすい
- 付き合いが悪くなる
- まとまった調理時間が必要
ということが挙げられます。
飽きやすい
こればっかりは仕方ありません。
同じもの一度に大量に作って1日~1週間程度かけて消費していくので、同じものばかりを口にすることになり、飽きは避けられません。
とはいえ、そもそも減量中やダイエット中は低カロリーで栄養価の高いヘルシーな食事にこだわるため、ミールプレップでなくても食事内容は毎回似たようなものになりがち。
食事に飽きる、ということに関しては、ボディメイクを続けるためには絶対に避けては通れない問題なので、ミールプレップに限った問題ではなさそうです。
また、いくらダイエットといえでも好きなものを一口も食べてはいけないわけではないので、よっぽど減量末期でもない限り少しぐらいなら好きなものを食べても問題ありません。
気楽に食事していけばOKです。
ちなみに僕の場合は、ふりかけを3種類でローテーションさせています。
これだけでも味気ないミールプレップの満足感はかなりアップするので、自分のやり方で少しの工夫を加えていくのがおすすめです。

付き合いが悪くなる
ミールプレップしていると、家に帰ったら食事がある環境になるので、自然と外食する機会が減っていきます。
これは減量中には非常に大きなメリットでもありますが、人付き合いの点から見るとデメリットになってしまうことも。
特に仕事上の付き合いや友人関係を円滑に進めるためには外食は大切な場のひとつ。
外食をミールプレップの折り合いについては、自分でバランスを見つけていく必要がありそうです。
まとまった調理時間が必要
これもミールプレップを行ううえでは避けられない問題ですね。
数日分の食事を一気につくるわけなので、まとまった調理時間は必須です。
一回の調理に1~2時間くらいかかってしまうことも珍しいくないので、慣れるまでは苦労するかもしれません。
とはいえ、1食ずつ作る場合と比べると手間も暇のかからりませんし、効率は圧倒的に良くなります。
電気代やガス台の節約にもつながるのもいいところ。
一気に大量に作るにはそれなりにまとまった時間が必要ですが、慣れてしまえば気にするほどのデメリットでもなさそうです。

ミールプレップには何が必要?
ミールプレップに挑戦する前には、いくつかの器具が必要。
とはいえ、絶対に必須なのは
- はかり
- タッパー
この2つだけ。
カロリーやマクロ栄養素を計算するためには食材の分量を量るのは必須なので、はかりは絶対に必要。
針で測るタイプよりも、電子タイプの方が扱いやすくておすすめです。
また、大量の食事を保存しておくので、タッパーもそれなりの数が必要。
密封できて電子レンジ対応のものなら基本的には何でもOKなので、とりあえずは自宅にあるもので大丈夫。
続けていくうちに数が足りないと感じたら買い足していけばOKです。
サイズが大きすぎると冷蔵庫に入りにくくなり、逆に小さすぎると1食分は入らなくなってしまうので、サイズ選びはお好みで行いましょう。
また、はかり・タッパーに加えて
- 10合炊きの炊飯器
- シリコンスチーマー
- フードプロセッサー
- 低温調理機
などもあれば便利です。
ミールプレップのおすすめレシピ
では、ミールプレップを始めるのにおすすめのレシピを3つ紹介しておきます。
今回は超基本的な3つを紹介しますが、YouTubeなどで調べるとほぼ無限にレシピが見つかるので、慣れてきたらぜひ自分にあったレシピを探して挑戦してみてください!
チキンとブロッコリーのミールプレップ
とりそぼろ丼
沼
まとめ
ミールプレップについて、メリットやデメリット、おすすめレシピなどを紹介してきました。
ミールプレップはダイエットや減量の心強い味方。
これだけでダイエットの難易度は格段に下がるので、ぜひともやってみてください!
以上、『【最強の減量テクニック】ダイエットにミールプレップが最適な理由とは?』でした!
